
その7
■マン喫で満喫
はい!
ちょっぴりアダルティーな副題で始まりました! 貧すれば鈍でおなじみ大和田です。
わたくしには、この歳になってもまだ卒業できないものがある。 それこそが、週刊少年ジャ○プだ。この雑誌はすごい!
一体どれほど続いていくのだろうか? その影響力足るや、あのドラえもんのなかでさえ扱われる程だ。
のび太:「ドラえも〜ん!買ってきたよ!少年ジャブン!」
ってね。
ちなみに、少年ヨンデーという雑誌も出てた。
私がジャンプを最初に読み始めたのは、 ドラゴンボールでいえば マッスルタワーでブルー将軍と戦っているあたり だった。
そんなこんなでいつ卒業していいかわからず読み続けている。 なんか、前にもこんな事言ってた気がするけれど。
それなのにですよ! ここんとこジャンプが読めないのだ! 正確に言えば、買えないのだ! いやね。 お金がない訳じゃないよ。
まぁそれもあるんだけど、ジャンプってほら分厚いからすごく場所をとられてしまって、 六畳一間の我が家では、それこそ家具みたいな扱いになってくる。
実際、一時期は ジャンプでベッドを作って、布団を敷いて寝てた時もあった程。そういう訳で買わなくなったのだが、 一ヶ月に一回程マンガ喫茶で
一気読みをするようになったのだ。
その日は、 2ヶ月分のタメ読みの為、 歩いていける所にあるマンガ喫茶『もん吉天国』へと出かけた。 時間は、夕方6時だった。
八冊のジャンプを手に個室へとこもる私。 こだわりの主人が作る、カラアゲ定食に舌鼓を打ちながら あっちの世界へと浸った。
・・・かなりの時間が過ぎ、 最後の作者コメントを読み終え時計をみた。
あれ?
午前1時閉店 のハズが、現在 午前2時。
しかし、 店内の音楽は鳴り続け、誰も呼びに来ていない。特別営業かな? と思いながら個室を出てビックリ!人っ子一人いない店内。
もちろん店員もいない。レジには売り上げの札束が 積み上げられたままになっていた。
ヤバい!ではなく、チャンス!と思った瞬間、まずは逃走経路の確認だ。あ。自動ドアが開かない。 鍵も開けられない。他に出口は!
と見つけたドアに手をかけようとすると、 例のこだわり主人が出てきた。「あれ?あら?あーそうか、そうか、そういうことだわなぁ。そうかぁ。」と、謎の納得ぶりだった。私も、金に手をつけてなくてよかったと思いながら、「いえいえ、こちらこそすいません。ですよねぇ〜。」と納得しかえしてやった。
最終的には、7時間近くいたにも関わらず、
カラアゲ定食の800円を払うのみで 店を出たのだった。あ〜得したなぁ。とりあえず、次回からはジャンプは一冊ずつ取りにいく事にしよう。
(ザ・シャカリキ メールマガジンより)
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