その9

リスペクトしてます


 どうも、新年あけましておめでとうございます。
 遊べるけれど不具合の多い、プレイステーションこと大和田です。

 今年は信心深くなろう!という抱負を抱いている。しかし、いきなり神様にというのもおこがましいものがあるので、まずは尊敬出来る人物を持ちたい。
 さて、誰だろう? ちょっと前に牧瀬里穂が、NIGOの事を、「リスペクトしてます。」と話していた。でも、僕は別にNIGOをリスペクトしていない。

 もちろん身近に尊敬出来る人は沢山いるのだけれど、やはり、ここはスーパーが付く 程の大物でなければ…うん、そうだ。やっぱりそうでないといけないだろう。決めました!
 今年、わたくしが尊敬して止まない人物。それは、スーパー腹話術師『いっこく堂』その人です。たった1人なのに、人形を使ってまるで三人で盛り上がってるように見せるなんてすごいなぁ。僕、一人っ子だから尊敬するなぁ。とかそんなんではありません。今でこそめっきり姿を見かけなくなった彼ですが、その技は世界を震撼させるものでした。
 中でも、声が遅れたり、コップの中に人が入ってるように聞こえたりする技は、モノマネタレントの、“もしも五木ひろしがロボコップだったら”とか、“えなりくんが言わなさそうな事を言うモノマネ”のように、生き残りをかけた新たな試みであっただろう。

 しかーし! 彼が凄いのはそこじゃない。ポイントは、「パ行の完成」である。なんと、腹話術界では不可能とされていた、パ行の発音に成功したのだ!
 実際腹話術の本を見ても、「今日、くだもの屋さんで、ハイナッフルを買ったよ。」と、前後の会話で、あーパイナップルって言ったっぽいなぁ〜と感じさせましょう、と書いてあるのだ! 不可能ですとハッキリかいてあるのだ!
 そしたら普通、「そっかぁ。じゃあうまい事ごまかしごまかしやってこ。」って思うでしょ? なのに、さすがは、スーパー腹話術師。「いやいや、できるっしょ。」って練習を始めちゃったんだって。

 腹話術なんて、それこそ何十年もの歴史があるだろうし(知らんけど)やってる人も多いから(お年寄りとか交通安全の婦警さんとか)、今まで試みた人だっていたはず。その上で出来ないと言ってるのに、信じないのだよ彼は。そして、一日6時間以上の練習を毎日毎日、何年か続け、遂にはその不可能を可能にしてしまった。出来ないという事に向かって努力出来たのは、やはり、腹話術を信じていたからなのだろう。

はぁ〜すごい。こういう人間が歴史を変えていくのだなと、僕はすっかりリスペクトしてしまいました。

 それでは…不可能への挑戦…小林拳法…を御楽しみ下さい…あれ?…文を…遅らせて…書いていますよ。

第12回公演 小林拳法 パンフレットより)

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