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■出演■
十左衛門／森田王
夢蔵／横山茂美
ボス／堀智美
花松／大和田忍
蜂蜜／松岡純希
ママ／児玉泰明
カケル／水端ケン
ミチル／広瀬夕子
桜／小川絵里佳
■STAFF■
脚本・演出／横山茂美
舞台監督／後藤鉄兵
照明／山内一 照屋佳子
効果／福井愛
衣装／若山さおり
宣伝美術／岩田和也
1996.2.11-12 岐阜 ドリームシアター岐阜7Fメインホール
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| 記念すべき旗揚げ公演。ヤクザの金を盗んで追われる二人のチンピラ、十左衛門と夢蔵の逃亡劇。生まれた「街」を出ていきたいと思っている若者の葛藤をテーマに、センチメンタルなストーリー、アクションありコメディーありの展開は初公演にして多くの反響を呼んだ。 |
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| 旗揚げ公演としてかなり力の入った作品だった。当時は、若さにまかせた演技で周りに大変な迷惑をかけていた。ドリームシアター岐阜という、人形劇専用のホールにも関わらず、所狭しと駆け回ったアクションもの。ホントに狭いんだもの。何から始めていいのかわからない手探りでの公演で、演技も何もかも荒削りでどうしようもなかったが、その情熱たるや、思春期の中学生のようだった。触れば破裂してしまいそうなパンパンの私たちは、公演終了後、打ち上げた。そりやあもう打ち上げた。 |
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