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●その10


●その9

●その8

●その7

●その6

●その5

●その4

●その3

●その2

●その1

●その3
[海の水が何故しょっぱいか]



 皆さんは、海の水が何故しょっぱいかご存知だろうか?
そう、例の石臼がそもそもの原因である。日本昔話に出てくる、際限なく物を出す石臼は、今でも海の底で塩を出し続けていると言う話だ。

 実は私、一度だけ救急車に乗った事がある。あれは、中学2年の夏。高熱を出して寝込んでいる私は、母の看病のもと、横になって笑っていいともを楽しんでいた。そんな時、「おや?何やら鼻がムズムズするよ。」と思った私は、熱のため風呂に入れず真っ黒になった爪で、鼻の穴をグーリグリしてやった。すると、鼻血がドバッと出てきました。となりでいいともを見て爆笑していた母の顔が青ざめる程に! おなじみ、ティッシュ詰め詰め大作戦を行うも、数秒で真っ赤に染まっていく恐怖。私の寝ていたシーツは、誰か刺されたのではと勘違いされる程の惨状となった。

 そうして、前代未聞

『鼻血が止まらないので救急車を呼びました事件』

へと発展したのである。

 ご近所の方達(野次馬)が見守る中、自分の足で救急車に乗り込む私。鼻に当てているタオルは、元の色がわからなくなっていた。 ところがいざ病院に着くと、「あ〜、これウチじゃあ治せないねぇ。」と言われ、仕方なしに、父の運転で町の耳鼻科へ向かった。そこの怖い親父の先生が看るにつけ、

「よし、電気で傷口焼こか!」

という、聞いた時ねぇ治療法を提案してきたのだ! 心配そうに見守る両親をよそ目に、半田ごての様な道具を取り出す親父さん。と、いきなり鼻の穴にそれを突っ込まれた。その瞬間、ジジジッ! うそーんって感じの電気音。熱い! 痛い! と騒ぐ私に、その先生は、「痛くない!」と一喝。まさしく、泣く子も黙ってしまった。そりゃあんたは痛くないだろうさ。

 それからというもの、私は年に2〜3回ひどい鼻血を出すようになってしまった。鼻の“アノ日”が始まったのである。お赤飯なんて炊いたら泣けてきます。

 もうすぐ夏到来。海で溺れかけたりして、しょっぱい水を飲んだら思い出して欲しい。この『鼻血が止まらないので救急車を呼びました事件』を・・・。


(第9回公演 ニンジャキング チラシより)


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